「ポンプリトリーブ」で冬のブラックバスを誘い出せ

ポンプリトリーブ
アメリカを代表するバスプロのラリー・ニクソンが、今から30年以上前に日本に伝えたシークレットパターンのひとつが、このポンプリトリーブです。
このアクションを使って、寒くて震える琵琶湖のウィードエリアから、ビッグバスをポンポン釣り上げていく映像は圧巻のひと言。
その真髄を余すところなく解説していきましょう。

ポンプリトリーブ・アクションのつけ方

ロングビルタイプのミノーを用意してください。
そうです、ミノーのリップがアイスクリームを食べるときのスプーンみたいな形をしている、あのミノーです。
ラインに結んでキャスト、着水したらロッドティップを体の正面から水平に移動させて、ゆっくりと腰の右か左、いわゆる利き腕のほうへスライドさせてください。
素早くやるのはNGです。
丁寧にゆっくり、ロングビルミノーが揺れながら泳いでいる振動を利き腕で感じながら、真横に来るまで動かしてください。
その時点でロッドティップが曲がらなかったり、バイトらしきものを感じなかったら、素早くリールハンドルを巻きながら元居た位置までロッドティップを戻すのです。
そうです、真正面に突き出していた位置までロッドティップを戻してください。
これを繰り返して、ロッドティップのスライドだけでロングビルミノーを泳がせることを徹底してください。
実は同じストロークをロッドティップをタテに振り上げながらする方法もあります。
上げていくときにはリールハンドルを回さず、下げて真正面に戻すときだけ回して糸フケをとるという手法。
これもポンプリトリーブと呼ばれています。
真横にスライドさせるほうが、ロングビルミノーを深く潜らせることができます。
うまく使い分けてくださいね。

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ポンプリトリーブはこういう場合に使います

冬場、どうしても釣れないときにウィードが枯れ残ったエリアを探します。
沈んでいるカバーでもかまいません。
そういう場所にバスが潜んでいる確率が高いのですが、他のルアーを放り込んでもなかなかバイトしてきません。
そこで、ロングビルミノーのポンプリトリーブを使います。
大胆なデザインのリップによって、ウィードやカバーに引っ掛かることはほぼ無く、ぶら下がっているフックの数がワームやラバージグより圧倒的に多いので、超ショートバイトでも簡単に拾ってくれるメリットがあります。
じっくり丁寧に攻めれば攻めるほど、バスに対するアピール度が増し、真冬なのにガッチリ食い付いてくることが度々あります。
これでもう冬をオフシーズンだとあきらめる必要がなくなりますよ。

ポンプリトリーブ・アクションのコツ

リールハンドルをグリグリ回して、通常のリトリーブと混在させないことです。
徹底してロッドティップの移動だけでロングビルミノーを動かすようにしてください。
誘うコツはやはりロングポーズ。
ミノーが動いているときよりも静止しているときのほうがバイトは増えます。
ラインを凝視して、一瞬の変化に対応できる準備をしておきましょう。