「ボーアンドアロー」は普通のキャストじゃ狙えない場所で使おう

ボーアンドアロー
「弓と矢」という意味の投げ方です。弓はロッド、弦はライン、矢はルアーのイメージでしょうか。
現代のロッドの中にはボーアンドアロー専用のものは無くなりましたが、昔はスチール製で存在したんですよ。
1940年前後のダイレクトリール全盛のころの話です。
とても短くてかわいいロッドでした。
さて、このボーアンドアローをどのようなシチュエーションで活用するか?も含めて、詳しく解説していきましょう。

ボーアンドアローのキャスティング方法

右利きの場合、ルアーを左手の人差指と親指で挟むようにして持ち、右手はロッドを持つようにしてください。
右手親指はリールスプールのラインを押さえ、ロッドは正面に突き出します。
ルアーをグイッと引いて顔のそばへ。
フックに充分注意してくださいね。
そのまま投げたい対象のほうを向き、ルアーを離します。
ほとんどの場合、ルアーは目の前に落ちますから、
その着水点を基準にして少しずつ距離が出るように、ロッドの突き出し角度を上方へ上げていくのです。
最初から遠くへ飛ばそうとしないでください。
それは他のキャスティングスタイルでカバーできてしまうからです。
ボーアンドアローでしか成しえない近接地点の攻略を念頭に、正確無比な的当てが実現する方向でトライすることを心がけてください。

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ボーアンドアローはこういう場合に使います

投げ入れたいポイントの周りが障害物だらけの場合には、ロッドを振ることができません。
スイングのスペースが見当たらないときの苦肉の策として、ボーアンドアローを使います。
決して多用するべきではなく、緊急用として認識してください。
ではなぜ多用してはならないのでしょう?それは他のキャスティングでトライする機会を削ぐ可能性があるからです。
アンダーハンドキャストやピッチングの上達を妨げることは、釣りスキルの上達をも妨げることに繋がります。
なんとか既存のキャスティング方法で投入できないか試行錯誤を繰り返し、
それでもどうにもならないときに、ボーアンドアローに頼るようにしてください。

ボーアンドアローキャスティングのコツ

本当に短い距離でいいんです。
的になるものを見つけてボーアンドアローでキャストしてみてください。
ボチャンと音をたてながらルアーが着水しているようだと釣れません。
なるべく音を小さく抑えるようにしましょう。
方法として小さいルアーを結ぶと簡単に音を消せます。
そこから少しずつルアーを大きくしながら、音が小さいままなら合格!
雑な着水ならやり直し!厳しいようですが徹底して身に付けないとバスに逃げられてしまいます。
それからルアーを保持する位置を、ロッドの上下左右どこからでも射出できる練習も必要でしょう。
障害物はこちらに都合のいい形をしてませんから。
臨機応変!がボーアンドアローのコツといえるでしょう。