トップウォーターの人気プラグ「ダーター」の効果的な使い方

720_340ダーター
トップウォータープラッギングを愛する釣り人ならおなじみの「ダーター」、
最も有名なのはヘドンのラッキー13でしょう。長めのボディに本来なら付いて
いるはずのリップが見当たらないのが特徴、その代わりにアゴが突き出ています。
ミノーとダーターの違いここに水圧がかかってボディを揺り動かすのですが、実はリップを付けるほうが
動きの幅や潜る水深が大きくなります。じゃあ何のためにリップをやめてアゴにしたのか?
この辺にダーターというルアーを理解するカギが隠されています。

ミノーとダーターはどう違うの?

ダーターはボディフォルムが長く、でもミノーのように細くはありません。ミノーは
ベイトフィッシュに似せることが第一目的なので細いことは宿命なんですけど、
細いがゆえに不得意なことを抱え込んでいます。
まず、浮力が弱い。体内の空気室がボディに合わせて細長く狭くなっているからで、
これによって浮き上がり時の水押し(=ディスプレイスメイト)が小さくなっているんです。
ディスプレイスメントが小さいとバスに気づいてもらえません。
だからリップを付けてジャークやトゥイッチを激しく何度も繰り返しながら、
水をかき回しディスプレイスメントを効果的に発生させる作業が釣り人に要求されるのです。
ならばもし、ミノーが太かったら、その大きい体積の影響で多くの水を揺り動かすことが可能になり、
バスにも気づいてもらえるでしょう。
あれ、太いミノー?それって・・そうなんです、まさにダーターそのものなんです。

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釣り人に愛され続けたダーターの歴史

バスに気づいてもらうための工夫が設計段階から組み込まれている、それがダーターの正体です。
ミノーのようにベイトフィッシュには似ても似つきませんが、
遠くにいるバスに自らの存在や居場所を伝える機能を持っていることで、ルアーの元祖とも呼ばれています。
100年以上前の釣り専門誌にもその姿を見い出すことができるんですよ。
ヘドンが1900年代初頭に製作したウィグルキングやヘッドオンバサーは、
アクションを加えるとすぐさま鋭角に水中に潜り、ラインの巻き取りを止めると、
ゆらゆら左右に大きく揺れながら浮き上がってきて、
あたかも潜水艦が浮上するシーンのように水面を割り波を立てて周囲の状況を一変させます。
この状況変化を作り出すことで、バスをその気に、激しいバイトに直結していきます。
ルアー=小魚・エサではないことの証明であり、
ダーターこそバスフィッシングを楽しむための絶対アイテムだと断言できるでしょう。
ところでリップの話に戻りますが、ダーターにリップが付いていた時代もあったんです。
しかしそのリップ付きダーターの動きや水中に潜る角度、
キャスト時の飛行姿勢や飛距離に釣り人が納得のいかない事例が発生し、それなら!と
ボディのアゴ部分を鋭利にしてリップ化し、動きの支点をそこに持ってくる設計が採用されたのです。
釣り人の意見が反映されたルアーって、愛されてる感じがしますよね。

ダーターの効果的な使い方とは?

ダーターは水が止まっているカバー周りで使ってください。
止まっている水を揺り動かすのが得意なわけですからね。
季節はオールシーズン、特に冬、誰もがトップウォーターの釣りを敬遠する季節こそ
ディスプレイスメント効果を目の当たりにできるチャンスです。
地質的に硬めの岩盤エリアがオススメですよ。
キャストして岩盤と平行に、ゆっくりロッドを動かしてダーターを潜水させ、
それを目視してからピタッとロッドアクションを止めます。
水中から浮き上がってくるのを待ち、ドバァァと水面が割れ波が立って、それが収まるまで待ちます。
その繰り返しを根気よく実践できる人が、ルアーフィッシングの本質に一歩近づけると確信しています。

このルアーの使いやすさ評価

初心者での扱いやすさ ★★★☆☆
よく使う季節 オールシーズン
使うテクニック ジャーク
こんな場所でよく使う 静かな水面、カバー、岩盤

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